はじめに


新生KGS(国際技能振興財団)は、2002年3月21日〜25日の5日間、佐渡島・畑野町の加茂神社能舞台の修理を中心とした伝統木造技能講習会を開催しました。
共催して下さったのは地元の新潟県建設業協会佐渡地域活性化委員会の皆様で、地元の方々の温かいご支援とご協力をいただき、5日間の日程を無事修了しました。
受講生は全部で21名、青森や埼玉や静岡など各地から集まり、また地元佐渡からも4名の方々が参加しました。大工さん、設計の方々、中学校の先生、学生さんと多様な職種の参加者で、年齢も20代から50代後半までと幅広く、女性も2名参加し、技能の講習を通じて、みなさん交流を深め、和気あいあいとした雰囲気の中で研鑚を積みました。
塾長は内田祥哉国際技能振興財団理事長、副塾長は藤澤好一同財団常務理事、講師は、元(財)文化財建造物保存技術協会常務理事の伊原恵司氏、同協会東京事務所長の日塔和彦氏、日本建築セミナー事務局長の増田千次郎氏、同セミナー会員の杉山安央氏、金子安五郎氏の5名の方々です。


第1日目開塾式